川上 信也2023年12月5日12月12月の西鉄カレンダーは阿蘇草千里ケ浜の雪景色です。雪に描かれた風の模様がとても印象的でした。撮影は去年の寒波の頃だったように記憶しています。午前中から撮影していましたが、採用されたこの写真は夕暮れ時の撮影です。1日中雪の阿蘇を撮影していたということですね。とてもいい写真を...
川上 信也2023年11月21日こんな月もある今年の九州の紅葉はよかった場所、悪かった場所の差がけっこうあるように思う。いろいろとまわったけれど、僕が撮影したかった場所の紅葉はほとんどイマイチだったのではないだろうか。赤くなるはずの葉の木々がすでに枯れたようになっているところがとても多かった。きっと猛暑の影響なんだろう...
川上 信也2023年11月6日撮影の仕事西鉄カレンダー2024西鉄カレンダー2024。 1月は南阿蘇の朝日から始まります。 宮崎県西米良村の桜、八女の茶畑、北九州岩屋海水浴場、久住高原のススキなどを経て、12月は桜島の雪景色という流れとなっています。どれも思い入れの強い写真ばかりですが、真っ白の桜島が撮影できたのは大きかったなあ思いま...
川上 信也2023年10月11日写真家の日々ようやく涼しくなった秋の日々秋になって高千穂を巡り熊本の通潤橋を撮影してから白丹へ。 通潤橋は国宝になるというので、自然風景とからめてどうにか撮影できないかと 前日に行って周囲を歩きまわって撮影場所を数か所に決めた。放水時間は15分なのでせいぜい三か所かなと。...
川上 信也2023年10月1日中秋の名月等々松山に帰省後、宮崎の坂元の棚田、鹿児島の吉野公園などの彼岸花の名所を巡り、先日からは月の撮影だった。福岡市内、北九州、有明海などで撮影。特に有明海撮影の日は中秋の名月。道の駅鹿島から撮影したのだが、撮影開始の時は目の前には干潟が広がっていた。そのさきに月が現れ、とても神秘的...
川上 信也2023年9月9日料理撮影今月号の「シティ情報ふくおか」、僕が撮影を担当してとても印象に残っているお店は平尾駅近くの「TORIYA」さん。見開き2ページでの紹介です。細い路地を入ったところにあるかなりの隠れ家。料理の詳細はぜひ本誌をご覧ください。撮影は店内の窓側電気を消してもらっての撮影。刺身なので...
川上 信也2023年9月6日九州 Road Picturesキリンさん九十九島を撮影したついでに、麓にある動植物園に行くことにした。別に動物とふれあいたいわけではなかったけれど、九十九島の思い描いていた撮影が不発に終わったので、動物さんでも眺めながら気分転換したかったのだ。 入口で「もうすぐキリンさんトークがありますのでよかったら」と言われた...
川上 信也2023年9月1日九州 Road Picturesスーパーブルームーンの夜に13年ぶりのスーパーブルームーンということで撮影にやってきた。砂浜から毘沙門山をシルエットに撮ろうと思っていたけれど、あいにく福岡は雲に覆われていてまったく見えなかった。 ブルームーンというのはプレスリーが歌う「Blue Moon of...
川上 信也2023年8月28日写真家の日々友人の隠れ家で糸島にある友人の隠れ家的な家に行ってきた。 仲間数人でシェアしている一軒家なのだという。ずいぶん前に訪れたことがある。その時も真夏で友人は娘と一緒にすぐ近くの海岸へ海水浴に行っていた。 その時にお借りしていた大瀧詠一のCDと、ビーチボーイズのレコードを数年ぶりにお返しした。...
川上 信也2023年8月26日コラムシャッター音を傍らに 第43話連載中のコラム「シャッター音を傍らに」は第43話目です。 ブログでも書いてますが、この頃始めたマシカク写真についてです。 実験的にノスタルジックネガ、モノクロで撮影してます。 ほとんどカレンダー撮影の合間に撮っているので、とてもいい気分転換。 そんな話を書いてます。...
川上 信也2023年8月23日九州 Road Pictures緊張の道の先に緊張を強いられる道というのは九州各地で経験している。 道自体の状態が悪いという場合もたまにあるけれど、圧倒的に多いのは離合困難の狭い道ということになる。山奥に撮影目的地がある場合も多いからしょうがないけれど、こういう時は軽でよかったと心から思う。...
川上 信也2023年8月19日ホワイトアルバムのこと車で「村上RADIO」を聴いていたら、村上春樹が高校生の頃、同級生の女の子からこれを聴いてみてとビートルズのサージェントペパーズのアルバムを渡されたけど今でも借りっぱなしになっているという話をしていた。お互いいい歳になってるだろうなと思い出しながら。...
川上 信也2023年8月17日九州 Road Picturesとんぼ返り南国の青い空に無数のトンボが飛び交っている。 それが半端な数ではなく、大群が押し寄せているという感じで空がチカチカと動いているようにさえ見える。大好きな昆虫なのでうれしくなってきたけれど、佐多岬の白い灯台を青い海、空と撮影しようとしても、空はトンボだらけになってしまう。大群...
川上 信也2023年8月13日九州 Road Pictures真昼、真夏の渓谷街中の猛暑からほんの少し開放されて、渓谷には爽やかな夏風が吹き抜けている。すでに第一駐車場は満車になっていて、水音に交じってにぎやかな声が響いていた。 岳切渓谷は一枚岩を流れる珍しい渓谷。水の中を歩いて上流まで容易に行くことができる。周囲は家族連れやカップルばかりで、一人で...
川上 信也2023年8月11日九州 Road Pictures海辺のひととき目の前に海が広がり、空高く気ままな雲が散らばっていて、離陸した飛行機が雲のそばを飛んでゆく。ふと沖縄の海を思い出した。ここで島唄なんか聞こえてきたらにまさに沖縄だ。 ここは福岡県宗像市のさつき松原。とても澄んだ夏空なので、海もそれにつられてなおさら青く輝いているのだろう。目...
川上 信也2023年8月8日帰り道に西鉄カレンダー撮影の合間には、もちろんゆっくり休むことも多いけれど(かなり多いことも)、可能な限り雑誌の撮影をしている。主に「シティ情報ふくおか」の撮影で、月末にいつものように編集長からこの先2週間で空いているところ教えてちょうだいと連絡がある。そしてできるだけ撮影を入れる...
川上 信也2023年8月6日ノスタルジックネガ先日撮影した岳切溪谷、東椎屋の滝、大分農業公園、そして福岡のマリノアより。 マシカクのモノクロに加えてノスタルジックネガという設定でも撮影している。70年代にカラー写真がようやく作品として認められるようになった時代の雰囲気の設定。そこからさらにホワイトバランスを調整して自分...
川上 信也2023年8月5日緑陰にて夕方から福岡市植物園での取材撮影。園内でトラックのショップが出店されていて、そのうちの一つを撮影させていただいた。しかしものすごい暑さでお客はほとんどいない。市内は36度というからそりゃそうだろう。夜の動物園が開園というので暗くなってからもしかしたら来るのかもしれないけれど...
川上 信也2023年8月4日モノクロマシカク撮影先月から中判デジタルでモノクロ撮影を楽しんでいる。仕事撮影の合間に今まではフジカハーフを使ってかなり適当なフィルム撮影を楽しんでいたのだが、とうとうシャッターが壊れてしまった。60年前のカメラなのでしょうがないんだけど、撮影感覚を切り替えるとてもいい気分転換だったのになあと...
川上 信也2023年7月28日ラトビア土産ラトビアとエストニア、もうひとつ、えーとどこだったかリトアニアだったかな。いわゆるバルト三国を1ヶ月以上かけて1人旅してきたサワさんからお土産をいただいた。ラトビアの小さな村で伝統的に手作りされている紙を使ったノートとのこと。日本の和紙と違って1枚1枚がゴツゴツと分厚く、い...