帰り道に
- 川上 信也
- 2023年8月8日
- 読了時間: 2分
西鉄カレンダー撮影の合間には、もちろんゆっくり休むことも多いけれど(かなり多いことも)、可能な限り雑誌の撮影をしている。主に「シティ情報ふくおか」の撮影で、月末にいつものように編集長からこの先2週間で空いているところ教えてちょうだいと連絡がある。そしてできるだけ撮影を入れるようにしている。僕が西鉄カレンダーを担当する前からずいぶんお世話になってきているし、今の編集長とはもう15年くらい一緒に仕事をしているので、もう面倒なやり取りも一切ない。お店に到着すると僕がどういう場所で撮影したいのかも分かってくれているし、お店の電気も可能な限り消してくれる。料理が出てから撮影は10分もあれば終わるので、その後は一緒に撮影した料理を食べて終わる。
今日は平尾で鳥料理のお店での撮影だったけれど、いつものような流れでスムーズに終了。
そんな感じで撮影自体は楽しいものなのだが、どちらかというと福岡の街中をずっと運転する方が気を使う。しかも取材はほとんど福岡市内で中央区が多いので、お店までのルートや駐車場の確保の方が大変だったりする。まず編集部のある親不孝通り付近の建物まで迎えに行き、それから薬院や平尾方面に行くとなれば、まず渡辺通りか大正通りかで迷う。どっちもいつも混んでいるのでその時の気分次第。今日は平尾まで渡辺通り経由だったけれど、やはり混んでいた。平尾駅近くでの駐車場も何とか確保。軽自動車がいいなやっぱり。
取材が終わって再び親不孝通り近くの編集部まで送り、そこでようやくホッとして室見川近くの自宅までのんぴりと家路までのドライブを楽しむ。楽しむといっても夕方の渋滞だったりするので快適なドライブとはほど遠いけれど。
親不孝通りを北に抜け、長浜を通り西公園の東側を抜けてゆく。そこでは漁港があり、その向こうに巨大な造船所と荒津大橋が見える。結構好きな光景だ。親不孝通りから数分でこんな光景なんだから福岡って不思議な街だなあと思う。
そして百道を走り室見川を見ながら自宅へ。もう見慣れているコースだけれど、こんな日常も悪くないなあと思える時間。
そんな時間に好きな音楽を聴きながら、次は宮崎に撮影にいこうかななんて考えて運転するのは大切なひとときだ。街中の運転も悪くはないなあと思ったり。
そんな想いの中で時にはシャッターを。

造船所のクレーン、荒津大橋、および台風前の駆け足雲
FUJIFILM GFX50sII NostalgicNeg
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