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執筆者の写真川上 信也

新たなる愛機 X-T4

先日発売となったFUJIFILM X-T4、ブラックは4月に発売になっていたけれど、シルバーは今月末ということで、本日届けられた。

ニコンからFUJIFILMのカメラに乗り換えて7年目となる。T1から始まり、T2となり、T3は結局借り物で終わったけれど、今回新たにT4を。

 大変な状況での購入となったけれど、考えてみれば新しいカメラに買い替えたときはいつでも僕はピンチだ。この状況で買っていいのだろうかといつも悩みながら買っている。いいように考えればそこから何となくいつも道が開けてきたようにも思えてくる。今回は僕自身がというより世の中も大変な状況になっているけれど、なんとか再開への道筋が見えてくれればと願っている。そしてやはり来るべき時に備えて準備はしていなかければいけない。風が吹いてきたときにしっかり帆をあげておかなければ。

 新しいカメラについてちょっとだけ。

 T2もT1もすばらしいカメラだったけれど、新しい仕事を始めるにあたって(中断中ですが)、フィルムシュミレーションにおけるベルビアの精度がとても重要になってくる。今まであまり使ってこなかった設定なのだが、これがT3から微妙であるけれど良くなってきているというのが使ってみての実感。要するにフィルムでベルビアを昔から使ってきた人にとって(僕のことですが)、このベルビアが安心して使えるようになってくるというのは、懐かしい感覚が戻ってきたような気分になる。これはうれしいこと。そしてT3から新たに加わったカラークロームエフェクトの存在は大きい。これで真っ赤な花や夕焼け朝焼けを撮っても色がつぶれない。そしてT4からはブルーに関しても使えるようになった。青い空の表現が非常にドラマチックになる。これもとても大きく仕上がりを左右するだろうと思う。

 そして今回は初めてのシルバーボディ。 ニコンFM2を思い出すような外観。別に黒でもよかったんだけど、仕事ではいつも2台を持ち歩いていて、黒だとどっちがどっちか分からなくなるのでシルバーに、というとても単純明快な理由もありで。 そして2月だったか、サービスステーションで初めてT4を見た時の感覚。最初に黒を手に取ったのだが、正面の表情がT2とはずいぶん変わっていて何だかとても違和感があったのだ。そして次にシルバーを手に取った時、おお!かわいいなあと思ったのだ。黒とは明らかに違う。この最初のときめきを大事にしたかったのでシルバーに。 ついでにレンズもストラップも新たに。

 これから大切な相棒となってゆく。














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