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執筆者の写真川上 信也

人と会う 話す

午前中、梅の咲き具合を見に舞鶴公園へ。今年は早いらしい。いくつか咲いていたけれど、おそらく来月初旬くらいだろうと思う。なので公園管理事務所に行って撮影許可の手続きをしてきた。ここは受付窓口の横に西鉄カレンダーを飾っているので(カレンダーは飾っているというのかなあ)話が早い。このカレンダーの撮影ですと言えばいいからね。いろいろと例年の咲き具合の日付を教えてくれた。もちろん早い時もあれば、3月の時もあったようだ。

 公園のベンチでしばらくウォークマンを聴きながら本を読んでいた。今日は結構陽射しが出ていたので、座っていてもじんわりと太陽に暖められているようだった。通り過ぎる人々やバスを時折眺めながらいい時間だったなあ。久しぶりにX-T1で撮影。何てことのない水たまりや影、咲き始め梅などなど





 

                        FUJIFILM  X-T1 35㎜ classic chrome


 お昼から西鉄カレンダー今月撮影分の納品。雪景色や日の出の写真が中心で、僕がWordでまとめた説明文と写真を見ながら担当の方々に説明していく。非常に褒められたのでとてもうれしい。寒い中撮影した甲斐があったなあ。いつかカレンダーになる日が楽しみ。もちろん発表できないままの写真もたくさんになるので、それはいつかの機会に写真展でもできればなあと。

 

 続いて花乱社へ。

 昨年花乱社が出版した本で僕の写真を表紙に使ったものがあり、その請求書をお渡しする目的であったけれど、西鉄カレンダーをお渡しすると約束していたので。



 珈琲を飲みながら別府さんとこの頃の出来事をいろいろと報告。「川上さんも次の本の事を考えてもいいかもね」と言われたので、西鉄カレンダーの撮影記のように書き始めた「九州ロードピクチャーズ」はどうでしょうと提案すると、「それはいいねえ」とのこと。なのでこの方向性でもう少し煮詰めながら数年後にまとめられればと思っている。ひとつの目標ができたなあ。別府さんは奥さんと西鉄カレンダーのチラシを見ながら、どれが川上さん撮影か考えていたという。正解は2枚だったかな。

 

 続いて久しぶりに箱崎のパンストックへ。

 夕方なのでもうパンは少なくなっていたけれど、次から次にお客さんがやってくる。販売スタッフは新しい人たちが多かったけれど、僕が撮影していた頃からの方もおられて、とても明るい笑顔で話しかけてくれた。こういう瞬間があるだけでもあの大変な仕事やってよかったなと思ってしまう。すると帰りにパンストック駐車場の整理していた方に「おー川上!」と声をかけられた。最初はマスクをしていたので分からなかったのだが、かつて僕が「シティ情報ふくおか」のプランニング秀巧社でアルバイトしていたときの社員の方だったのだ。よく一緒に書店販売営業に行っていた懐かしい方。パンストックのスタッフとしてやっているらしいのでびっくりしてしまった。転身ってことかな。「おいかわかみー、お前が撮影したここの本も2冊も買ったんぜー」とのこと。へーそうなのか。駐車場に次々に車がやってくるので詳しくは聞けなかったけれど、お元気そうで何よりだ。

 

 続いて近くのブックスキューブリックへ。

ヤフーニュースでも紹介されていた「波」の写真展が開催されていたので行ってみたのだった。大井さんがおられればなあと思って行ってみると、レジの奥におられてさっそく珈琲をごちそうになることに。

 とても久しぶりのような気がする。毎年忘年会をしていたのにここ2年はやっていないし、もちろんイベントもやっていない。キューブリックのイベントも中止が続いていろいろと大変のようだけれど、自分を見つめるとてもいい機会になったとのこと。それは僕も同じだ。ちょっと立ち止まって自分自身を振り返るいい時間になった。年末に「西鉄カレンダー展」でも開催してトークショーもやってみようかという話になり、それはぜひ! もちろんこの先はまだどうなるか分からないけれど、いくらなんでも年末にはどうにかいい方向になっているのではないかと思う。むしろ春くらいにはどうにかなっていてほしいけれど。

 写真展「波」は小さなプリント白マット、銀枠に収められていて、激しい波がとてもスタイリッシュに見えた。


 いろんな方と会ってお話する一日となったけれど、やはり人と会うことで元気をもらえたりするもんだなあと、この頃特に思う。

 

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