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  • 川上 信也

白丹でいろんな方々と


 猛暑の福岡、日田を抜けてくじゅう白丹へ。

久住高原の温度計は27度を表示していたけれど、もうちょっと暑いような気がする。しかし車のエアコンが久住ではちゃんと効いてくれていたので、外気温がやはりかなり下がっているということだろう。

 この道が大好きだ。この先に白丹がある。いやこの道はもう白丹になってるんだったかな。

いつもかなり開放的な気持ちでこの道を走っているせいか、この道を通るだけでも心が安らぐ気がする。

今回の白丹滞在はほんの一泊だったけれど、とにかくいろんな人たちと会った。ここ2,3年くらいだろうか、僕は積極的にいろんな人と会うようにしている。自分をとりまく環境が変わって不安だったり落ち着かないときも、気の合う仲間たちといろんな話をすることで気持ちが和らいだり落ち着いたり、新たな世界が見えてくることだってある。なので機会があれば積極的にいろんな人と会っている。

 今回、最初にお会いしたの久住高原にある養鶏場「グリーンファーム久住」の荒牧さん。彼とはギャラリーカフェ「みずしの森」を通じて知り合ったのだ。今回はホームページの画像の撮影などなど仕事のことで訪れたのだが、この付近の魅力や荒牧さんが生まれ育った白丹の話などなど、とても楽しくいい時間を過ごさせていただいた。事務所を出て久住の山々が見渡せる場所を案内していただいたのだが、改めてこの養鶏場の立地がすごい魅力的なところにあるということが分かる。何だかとてもホッとした気持ちにさせる時間でもあった。そしてとにかくここの卵、美味しい!

 夜、僕らの白丹郵便局跡の裏手に住んでおられる阿南さんと再会。息子のケンタロウ君も一緒。お互いの近況を郵便局で報告。阿南さんは大学の一つ先輩になる。いつも話すととても楽しい夜となる。玄関前にカブトムシがやってきてたのでカブトムシの飛ぶ音の中でしばらく談笑。

 高原に車を走らせ、すごくきれいな星空を見た。天の川がはっきり見えていたのでよほど空気が澄んでいたのだろう。

 翌朝も付近を撮影し、そのまま「みずしの森」へ。

 秋月さんご夫妻と再会。思えば僕が「旅するカメラ」連載の取材で訪れてからもう5年ほどがになるだろうか。あの取材がきっかけで通うようになり、ここで展示会をして、荒牧さんと知り合い、いろいろと世界が広がってきている。

 続いて久住商店街からちょっと離れた山手にある喫茶「二はぜ」さんへ。マスターとは先月納池公園の蛍撮影をご一緒した。

 自家焙煎の珈琲豆を購入し、レコードを聴かせていただいた。およそ1000枚あるというjazzレコードだけれど、その手のことに詳しいおじさんがやってきて難しい話をされるととても困るとのこと。難しい話されてもさっぱり分からんとのこと。このゆるさがこのマスターの大きな魅力だ。トマトをたくさんいただいた。

 続いて白丹に小笠原順子さんがやってきた。去年このブログで取材させていただいた元オリンピック選手でタケハチシネマリーダーを務めていたとても魅力的なる方。

 ものすごく古いトヨタパジェロに乗ってきた。しかも沖縄ナンバーだ。どうしたんですかこの味わいある車はとお聞きすると、沖縄の知り合いがいらないというからフェリーに乗せて持ってきたとのこと。相変わらず面白い。

 牧場の場所を探しているということで、丸山さんがお持ちする土地を見ていただこうと僕が案内。勝手にルスカの森と呼んでいる場所だけれど、非常に分かりにくい場所なのだ。

 戻ってからしばらく郵便局で二はぜの珈琲を飲みながらお話。オランダに行ってきたとのことでチーズ味のお菓子をいただいた。過去の話、未来の話、これからの町のこと、世界を舞台に渡り歩いてきた方なのでメンタルの保ち方などなど、僕が聞きたかったことをいろいろと。 

 夜おそく、福岡へ戻った。

今回、いろんな方に力をもらったように感じる白丹行きだった。会った方々みんなに感謝。


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