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川上 信也

久住のラッパー ライブ


 久住のラッパー K-SK ケイスケくんのライブが竹田市内の「ニュー堺屋」であった。

ライブ会場は100名を超える満席となっており、老若男女が彼の登場を待っていた。

ライブ名は「今日はしぬのにいい日だ」

アメリカの作家、ナンシー・ウッドの詩の一節。

なんだかとても彼らしいユーモアさえ感じられる一節だ。

ライブのチラシには僕が先日撮影した久住高原での写真を使っていただいた。

彼の登場と当時に熱気に包まれる。

僕は会場の中から外から撮影していたけれど、外に出ても彼の音楽は響いている。街中全体に響いている感じだ。

ステージは子どもからお年寄りまで盛り上がり、とても彼らしい愛に満ちたステージになったのではと思う。

彼はなんと3日後に手術を控えている。特発性大腿骨頭壊死症という難病だ。腰の付け根の関節を手術するらしい。そんな大変な時に彼は前向きに笑顔だ。こんなライブまでやってみせる。もちろん不安は大きいだろうけれど、僕は彼に大きな勇気をもらったとさえ感じている。

ステージが終わり、打ち上げへ。

僕らルスカの3人は、彼への激励も込めて花束と写真を用意していた。

写真は先日僕が久住高原で撮影した一枚を額装したもの。

順子さんが司会をしてみんなの前での贈呈式のようになり、彼に花束と写真を。

長いリハビリが待っているけれど、復活ライブを今から楽しみにしている。

心から彼を応援したい。


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