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川上 信也

うみたまごへ


 雑誌の取材で別府の「うみたまご」へ。

僕の世代ではやはり「マリーンパレス」といったほうがしっくりくるのだが、今でも運営会社は「マリーンパレス」という名前のようだ。

 新しく「うみたまご」になってからは行ったことがないように思う。なので僕は小学生以来になるのかもしれない。入り口に電気ウナギがいたことしか覚えていないけれど、兄とすぐ近くを走る列車の撮影に行ったことを覚えている。特急「にちりん」が走っていた。

 「うみたまご」は水の生き物たちとのふれあいを重視した水族館で、実際エイにさわることもできる。もちろん毒のとげは抜かれていてさわっても大丈夫。

 イルカやトドのショーがあり、イルカはわかるけれどトドのショーというのを初めて見た。

他にタチウオがイルミネーションされていて、ものすごくきれいだ。タチウオってやはり立って泳ぐというのも改めて知った。

様々なシーンをモデルになっていただいた親子とめぐり、表紙用のカットまで撮影して夕方に終了。

 写真は当然雑誌が発行されるまで公表できないので、行きに撮った写真。久々に後部座席に乗っていたので、いつもと違う視点でいろいろと風景を眺めていた。別府インター前の高速道路ではなぜか屋根が続く。この屋根は一体何なんだろうな。ゴルフ場があるからとか聞いたことがあったような。結構長い屋根で不思議と印象に残る光景。

うみたまご前の高崎山。

猿たちは再び山へ行ってしまったようで、猿の数は0という表示。サルたちのエサに対する不満からボイコットしているとの話を聞いた。


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