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川上 信也

SDGs&エシカル イベント撮影へ


篠栗にあるコープ九州本部において、年に一度、組合員の方々と生産者との交流会が開催されている。九州各県から組合員がやってきて、かなり大規模なイベントとなっている。生産者は全国からなので、去年は青森からりんごの生産者も来られていた。今年は阿蘇のお米、キュウリ農家、宮崎のほうれんそうなど、九州の生産者の方が多かったかな。

 僕はこのイベント撮影を6年ほど担当しているので、組合員の理事さんとも顔見知りの方々が多くなってきた。久しぶりですねえという声もよくかけられて、まあリラックスした感じで撮影することができる。とはいえかなり大量の枚数を撮影をすることになるし、挨拶している方々を逃さず撮影しなければならないし、やり直しはきかないしで、結構大変といえば大変。いろんな会場を行き来して撮影していくのだが、イベントにはほかにもスチールや動画のカメラマンがおり、その方々との場所の選択などもありで、いろんな意味で気を使ったりもする。今年のはじめ広島でイベントの撮影があったときは、小さな集会所でのイベントにも関わらずテレビ局が4局も来ていて、スチール撮影の僕は当然のように邪魔者扱いされ非常に腹立たしい想いをした。基本的にテレビ局のカメラマンという人種は大嫌いだ。自分たちが一番優位と勘違いしている方が多いので。

 この篠栗のイベントではまあそういうことはお互い様という雰囲気なのでやりやすくもあるけれど、むしろ邪魔してないかと気を使ったりするくらいだ。

 この日は10時すぎに始まり、夕方4時くらいまでの撮影。このごろようやく世間で聞かれるようになってきたエシカルやSDGsがテーマとなっている。エシカルがちょっとだけ浸透してきたかなと思っていたらSDGsだ。エスディージーズ、結構覚えにくいけれど、これが国連で決まった世界共通語らしい。雑誌やテレビでもちょくちょく見るようになってきた。消費者と生産者のおもいをつなぎ、持続可能社会を目指すことらしいけれど、僕ももうちょっと勉強しなければまだよくわからない。カエルのマークのレインフォレストもこの取り組みの一つ。生協の取り組みは昔からこのSDGsの目指す世界だったので、すんなりと受け入れられ広がっているようだ。会場にはWWFの方も来られていて、ここ最近世界で注目されているパーム油の話などをされていた。もちろん撮影しながら聞いていたんだけど。

やはりお昼を食べる余裕はなかった。いろんな人たちが試食する姿をたくさん撮ったけれど、僕は食べ物はもちろん撮るだけ。帰ったから大量の画像から選んでゆき、夜にデータ納品。

 毎年呼んでくれてとてもありがたい撮影なのだが、この日のギャラは歯の治療で一気に消えてゆく。ちょっと(というかかなり)むなしいけれど、歯は大事なので。

僕の中での持続可能社会はまだまだだ。


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