神戸に行っていた。
といっても仕事の日の前泊、一泊のみの日程。
前日は夕方前に神戸入りし、新神戸駅から徒歩3分のところにある竹中大工道具館へ。
前回も神戸でもここにやってきて、その時はジブリの家をテーマにした展示だった。
新神戸駅は裏手が山になっていて、緑豊かな立地にある。徒歩3分のこの場所も森の中にあるとても魅力的な建物だ。
今回は岐阜の木工家が率いる「SOMA」の活動を紹介する展示だった。
この頃の日本人の木との関わり方に疑問を抱いた木工家が、森や木がすぐすぐそばにある日本古来の生活文化を現代の生活に取り入れるべきだとの提案から活動をはじめたグループであるらしい。
大規模な展示ではないので、何度も行き来しながらじっくりと見て回った。
椅子やテーブルも美しい。
傘もある。
お盆や神棚まで制作している。木々との関わり方、僕も何かしら見直せないかと思わせる展示の数々。
所々に書かれた言葉も心に響く。
美しい白木の額もあり、いつかこんな額で写真展ができればいいだろうなあと思う。
自分でつくることはできないのだろうか。
森との関わり、木との関わり、
大切なことを感じることができたように思う。
僕も何かしら写真を通して行動できればと思っている。