昨日の続きで、黒髪山から。
紅葉は一部分の色づきが素晴らしかったけれど、この場所で一番印象に残ったのは奇岩とススキかもしれない。ちょっと登ったところにススキが秋の風になびいている場所があり、その向こうに奇岩がそびえている。この繊細なススキのゆらぎと、どっしりとした屈強なイメージの岩。この対比的な風景こそがここの魅力なのかなあと思いながらシャッターを押した。黄昏時の何となく寂しさが漂う雰囲気もなんともいえない。
そして武雄市内方面へと向かう。
途中の川古の大楠があり、秋の雲を背景にシルエットとなって佇んでいた。途方もない年月を感じさせるこの秋のひととき。
武雄神社に到着したときは日が暮れていた。
森の向こうに見える鳥居。
神秘的な世界の入り口のように見えるけれど、この先にはお洒落な武雄図書館がある。これもまたこの町の大きな魅力といえるのかもしれない。