西日本新聞社刊 雑誌「のぼろ noboro」Vol.22
巻頭の「山と人の道しるべ」のコーナー、3ページにわたり撮影を担当しました。
撮影させていただいた種村さんは、数年前までくじゅうのレンジャーをされていたそうで、そうすると法華院でかつて一緒に働いていたヒロエちゃんの後輩になるのかなと思い連絡してみると、「かわいい後輩です。取材してくれてありがとう」とのことでした。
またエフコープの機関誌「ふれあい」9月号。
こちらも巻頭になりますが、唐津にてアマノ園芸交流会の模様を撮影させていただきました。
生産者と組合員の交流で産直に対する理解を深めるというイベントです。小松菜の収穫を体験しました。
「ふれあい」は店舗に置かれています。だいたいレジ袋に詰めるあたりにあるかな。
誌面をご覧になるとお分かりと思いますが、「のぼろ」の撮影は誌面の構成からして作品撮影のような雰囲気です。雑誌自体もほぼA4サイズで大きく、紙もそれなりの質感のあるものが使われています。なので彩度を抑えた落ち着きのある色合いを選んで撮影しています。
「ふれあい」はフリーペーパーで持ち運びが便利なサイズで、紙もかなり軽いものが使用されています。ページ数も少ないので、ここで作品のように彩度を抑える撮影をするとかなり沈んだ印象になってしまいます。なのでこちらはある程度の鮮やかさ明るさを表現できる設定にして撮影しています。ただ彩度の上げすぎは禁物。上げすぎると誌面が一気に安っぽくなってしまいます。
このあたりの調整はいろいろやってきた中での勘ということになりますが、この勘がカメラマンの個性としてとても大切になってきます。