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川上 信也

北九州 筑豊へ


北九州八幡に上海堂というお店があり、書家の方々が表装などをお願いする貴重なところ。

表装に必要なものは上海経由でやってくることが多いことからこの名前になったという。

花乱社の別府さんが書家の方から図録制作を依頼されて、僕はその撮影のために上海堂へ向かったのだった。

撮影場所は上海堂から車で数分のところにある作業所。職人の方々がここで作品の「書」の表装を行っている。

今回撮影するのは50点ほど。

ライトを当てて撮影することも考えたけれど、きれいには撮れたとしても見た目がずいぶん違ってしまう場合が多いので、店先の道路の高架下、コンクリートの部分に吊るして撮影することにした。午前中はちょうど日陰になるのだ。このほうがすいぶん自然な雰囲気で撮影できる。かつて植木好正さんの絵を複写したときのことを思い出した。あの時も絵を道路沿いに何枚も並べて撮影したのだ。

今回は一つ一つの作品を吊るすという作業がけっこう大変だったけれど、お昼過ぎに無事終了。

今日は筑豊嘉麻市へお米の取材。

僕も毎日食べている「元気つくし」だ。


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