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  • 川上 信也

くじゅう猟師岳へ


くじゅうに猟師岳という山があることを知ったのはわりと最近で、まったく目立たない山といってもいい。穴場の山としてくじゅう好きの方に教えてもらったのだが、片道一時間もかからずなアップダウンもわずかというかなり初心者の山。

白丹にやってきて3日目の朝、僕はこの猟師山へと行ってみた。

牧ノ戸峠から南に300mほど下ったところに広場があり、そこに車を止めて道路を渡ると登山口がある。うーん確か見覚えはあった。どこへ行く登山口だろうと思ってはいたのだ。

牧ノ戸峠はミヤマキリシマ登山の車でごった返しているようだったけれど、ここはまだ一台もない。登っている人は誰もいないようだ。

そして登ってゆくと、5分ほどで視界が開けてくる。

この山、すごくいいと思った。何というか登山道だけでもとても絵画的で美しい。

そして眼下にやまなみハイウェイも見える。

ここから見ると、この道路は改めて山をぬうように走っていることが分かる。

一時間もかからずに頂上付近に到着。物足りないくらいだ。

ミヤマキリシマもポツポツと咲いており、阿蘇の根子岳遠望で一枚。僕はあまりミヤマキリシマの撮影には興味を持てなくなってきているけれど、それはいかにも山岳写真的なものにどうしてもなってしまうから。まあたまにはいいかなと思うけれど。

いかにも山岳写真的一枚です。

で、下山してから登山の物足りなさを補うために星生山へと向かったのだった。

結局ミヤマキリシマじゃん!味ないんだけど、

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