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川上 信也

新幹線車窓


去年から新幹線に乗ることが多く、車窓からよく撮影している。

といっても寝ていたり本読んでたりする時間も多いんだけど、

とりあえずいつもカメラは下げている。

山陽新幹線などは本州に入ったとたん茶色の瓦屋根が突然増えてきて、

関門トンネルを境にまるで異国のような雰囲気さえしてくる。

岩国辺りの工場の光景もなかなか面白い。

福山は駅のすぐそばにお城が見える。

姫路駅からは遠くに姫路城が一瞬見える。

先日は博多から熊本までの短い区間だったけれど、

都市から住宅街、筑後平野、筑後川と次第に広大に移り行く車窓という印象がある。

そんな中での一枚、

九州新幹線によくお乗りの方は知っていると思うけれど、

博多駅を出発して5分くらいだろうか、

目の前の建物の窓に自分が乗っている新幹線の車両がきれいに映る場所がある。

もちろんほんの一瞬なんだけど、とても面白い光景だなといつも思っていた。

で、撮影したのがこの一枚。

面白いデザインのようでなかなか気に入っている。

こんなにすっぽりと車両が入ってるんだなあ。


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