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神戸へ

  • 川上 信也
  • 2018年4月8日
  • 読了時間: 2分

久しぶりの神戸での撮影が入り、新幹線で関西へと向かった。

お昼過ぎに新神戸駅に到着。撮影は夕方からだったのだが、見てみたい展示会が駅のすぐそばで開催されていたのでちょっと早めにやってきたのだ。

新神戸駅から徒歩3分、竹中大工道具館で開催中のアニメーションにみる日本建築「ジブリの立体構造物展」。

歩いて3分という立地のところに緑豊かな一角があり、そこが会場だった。この建物もとても魅力的だ。受付の方が展示品以外はどこを撮ってもいいですよといわれたので、入り口付近を撮らせていただいた。

展示されている様々な絵コンテや背景画に言葉が添えられている。古い家は時が経ってくると自然と親和してくる、家というのはそこに住んでいる人間がどういう気持ちでそこに住んでいるかによって良い家かどうかが決まる気がする、などなどとても印象に残る言葉。

これらの展示を見ると町の建築を見る目も変わってきそうだ。

また建築史家、建築家の藤森照信氏の解説もふんだんにあってとても面白い。

藤森さんと言えば長湯温泉のラムネ館の建築を思い浮かべる。会場で売られている図録もあまりにも立派でつい買ってしまった。こういう本は逃すともう出会うことはないと思っているので。

この展示会は5月6日まで開催中とのこと。


© shinya kawakami

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