先週の白丹での日々、法華院に行ったことまではブログで書いていたけれど、その後は宮崎へ足を延ばしたりしていた。椎葉村などなど、その時のことはまた後日ブログに書きます。
宮崎から白丹に戻ってくると白丹地区のしだれ桜はいっそう満開になっていて、朝から撮影していた。
元郵便局のギャラリールスカの目の前にある木村さん宅のしだれ桜は特に見事で、朝からお邪魔させていただいた。しかも猫がたくさんいる。
その日、久々にギャラリールスカを開けていると裏に住んでおられる方が訪ねてきてくれた。もちろん初めてお会いするわけだけれど、同年代の方でしかも福大出身だ。僕より背の高い大男だなあ。この元郵便局の建物が前から気になっていたという。今日たまたま通りかかると空いていたので訪ねてきてくれたのだ。
いろいろと話がはずみ、その方のオープンカーでドライブに出かけたり、夜はごちそうを持ってきてくれてルスカで一緒に食事をしたのだった。いつも一人での食事だったので何だかとても楽しい時間だった。写真をやっておられたり、白丹の子供たちとのイベントを企画していいたり非常に興味深い話が多く、とてもうれしい出会いとなった。白丹にやってくる楽しみが増えた。
夜はその方のお知り合いという大分天文協会の会長さんと星の詳しい話をいろいろとお聞きしながら月夜のしだれ桜の撮影に出かけた。満月だったのだ。
とても明るい夜。桜の向こうにオリオン座が見えていた。
次の日は写真教室の方が訪ねてきてくれた。うれしいですねえ。
いっしょに近所で撮影を続けていると花見に訪れていた温泉でよく会う白丹の方々と出会い、帰りにギャラリーに立ち寄ってくれたのだった。大いににぎわった。展示してあった昔の白丹の写真に興味津々のようで、集合写真に写っている子供の写真を見て、「おーこれが誰でこれが誰だ!」ととてもいい笑顔で賑やかに指していたのだった。55年ほど前の写真なんだけど。
近所の天神様のしだれ桜も満開。
こちらは本郷家
こちらは白丹から車で10分ほどのところの古庄家のしだれ桜。
様々な時間で撮影した今年のしだれ桜。そして様々な出会いがあったこの一週間。
旅の最後に男池のおいちゃん家を訪ねた。おいちゃんも白丹の方なのだ。いつも車で50分かけて男池まで通っている。僕が最初の本を出したころからのお知り合い。写真の腕もすごいけれど、油絵、水彩画の実力に驚かされる。いつかじっくり撮影させていただこうと思っている。