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川上 信也

忘年会というもの


僕は大勢で集まってワイワイ飲んで騒いでということをほとんどしないというか、割と苦手なほうなんだけど、今のところ毎年参加している忘年会がある。

ブックスキューブリックの大井さん関係の方々が集まる忘年会なのだが、毎年声をかけてくださるのでお邪魔している。

今回で4回目くらいになるのかな。最初は10人くらいだったように思うんだけど、今年は30人ほどが集まった。みなさん様々な業界の方で、福岡を盛り上がている方々だ。西鉄の方もおられるし、インテリア、料理、出版、ライターさんなどなど、大井さんのお知り合いということでかなりクリエイティブな仕事をされている方々だ。

ラジオパーソナリティでおなじみの椎葉ユウさんも今年初参加だった(無理やりノーギャラで司会のようなものをさせられてましたが)。僕は以前いっしょに仕事をさせていただいたことがあり、ラジオにも出演させていただいたことがある。もうずいぶん前のことだけれど、ちゃんと覚えてくださっていて、たまにくじゅうの写真集みてますよと言われた(うそでもうれしいのです)。

僕と同じくカメラマンの方々もおられて、久しぶりにカメラ、写真の話を飲みながらさせていただいた。僕は普段こういう場であまり写真の話はしないので結構新鮮だった。

絵にものすごく詳しい女性がおられて、印象派の絵のことをずいぶん詳しく教えてくれた。美術館の学芸員の資格を持っておられるとのことで、これは詳しいはずだ。僕は美術館巡りを一つの趣味としているので、とても興味深くピサロやセザンヌ、ゴッホなどの話を聞かせていただいた。僕はとても地味なシスレーが好きなのだが、「シスレーはほんといいですよ!同感です」と共感していただいたり、逆に僕がその方も知らなかったという大分の画家、高田力蔵のことを教えてさしあげたりもしたのだった(えらそうだな)。福田平八郎までは知っててもなかなか高田力蔵まではですねー。

年に一度の忘年会という集まり、刺激的でまだまだ知らない大きな世界が垣間見えるようで面白い。福岡ってやっぱりいいなと改めて思ったりもする。

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