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川上 信也

くじゅう 白丹へ


先日の星生登山、帰りに僕は白丹の拠点に立ち寄り、そのまま宿泊。

いつ行っても静かな集落。なんとか僕たちが盛り上げていければいいと思うのだけれど。

九重連山を望むとてもいい場所だ。

しかも温泉が歩いて3分のところにある。

白丹ふれあい温泉センター。

すぐ隣の公民館と共に大分の有名な建築家が設計したらしい。

確かにかなりモダンな建物で、この建築を見るだけでも面白そうだ。

ところで白丹、これを(しらに)と読めない方も当然多い。

僕も最近まで読めなかったし。

この地名の意味はとても縁起がいいそうで、

丹というのは日本古来の丹色、いわゆる神社などでよくみる赤い色のことらしい。

だからとても神聖な白と赤ということになる。

近所の方に会い、いろいろと立ち話。

前回お会いしたときはトマトをたくさんいただいたので、とても美味しかったとお礼。

ほんとにすごくおいしかったのだ。

白丹は空き家が多くなってしまって、やはり若い人が来て盛り上げてほしいとのこと。

僕もまあ若いといっても46歳だけれど、その近所の方は85歳とのこと。

背筋がピンとしてとても若いんだけどなあ。驚いた。

集落には新しい家もあり、そこには若い家族が数組住んでおられるそうだ。

竹細工職人の若い方もおられるとのこと。

このすばらしい風景を気に入った方々が、まだまだ少数だけどちゃんとおられるのだ。

夕暮れ時、白丹へと向かう道、美しい夕焼けが広がった。

車がほかにいなかったので、ちょっと止まって3枚ほど撮影。

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