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執筆者の写真川上 信也

雪 、そして梅の撮影へ

雪の撮影がそろそろ終わったと思ったら梅の撮影が始まっている。鹿児島の梅はさすがに早いけれど、福岡も含めてかなり時間差があるので雪カレンダーの毎月の打ち合わせを今月はちょっと延期させていただいた。いつも月末に打ち合わせをしているのだが、梅の満開の時季がどうも月末になりそうなので。

くじゅうは再び雪景色になっているらしい。今年の雪景色は先月末に撮影した由布岳の雪化粧でノルマはもういいかなと思っているので、無理して出掛けないようにしている。由布岳の時は狭霧台の展望所まで上がる道が凍結していて真っ白だった。途中数台が立ち往生していたけれど、それはどうもノーマルタイヤのようだった。九酔渓でもノーマルの車がやって来てあわててチェーンを取り付けていたが、あんな峠道の雪道でよくノーマルでやって来るもんだとちょっと神経を疑ってしまう。どう考えても無理だろうに。

僕はスタッドレスタイヤに加えて急坂にも備えてチェーンも用意している。四駆だから大丈夫とは思うけれど、やはり安心感は違う。この冬は平尾台と英彦山でチェーンも使った。なのでスリップしたことは一度もなかったけれど、由布岳の時は少々焦った。側道に入っての撮影だったのだが、思った以上に雪が深かったのだ。スタッドレスのみだったので大丈夫かなあと思ったけれど、何とかたどり着いて撮影。撮影場所に到着して数秒後に雲が切れて由布岳が顔を見せてくれたので、タイミングも良かった。数年後の西鉄カレンダーに登場するかも。とりあえず道はこんな状態。細かく見える点は車です。




長くなったけど梅の撮影だ。

先日は鹿児島に行って梅の撮影をしたけれど、思っていた場所が良くなくて途方にくれていた。今回の旅は撮影は無理かなあと諦めて車を走らせていると、紅梅のきれいな広場が見えた。なんだか見覚えのある場所。かつて桜の撮影に来た丸岡公園だった。駐車場付近にきれいな紅梅が咲いている。そして何より遠くに霧島が見えているのだ。さっそく管理事務所に電話してカレンダー用の撮影をさせてもらっていいか問い合わせると、とてもいい笑顔(想像)で対応してくれた。こんないい対応だとこちらも何とかいい撮影をしてカレンダーになればいいなと思ってくる。駐車場はこんな感じです。



そして昨日は天気も良かったので糸島の小富士梅林へ。ここは去年も来たのだが撮影ポイントが難しい。できれば背景に海と浮岳を入れたいのだけれど、なかなかいい場所がなくて去年は諦めたのだ。今年は去年よりも白梅が多く咲いていたので、もしかしていい場所があるのではと歩き回った。そして何とか海と白梅、山々が見える場所を見つけ、数パターン撮影。提出分はお見せできないけれど、海と白梅はこんな感じで。作品としてはこちらの方が気に入ってたりもする。やはりカレンダーははっきりと場所の情報も入った方が良かったりもするから。



そして夕方、先日問い合わせていた佐世保花園の方から梅が見頃になりましたよーと連絡があった。ここの方は電話でもとてもいい感じの方で、何とか佐世保花園をきれいに撮ってあげたいなという気持ちになる。なので近々佐世保花園だ。


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