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執筆者の写真川上 信也

ジャカランダ撮影へ。

今週は福岡で雑誌撮影の予定だったけれど、今週は入らないかも、という連絡が編集長からあり一気に4日ほど空いてしまった。先日は菊池でのルスカの旅、及びパルクラブくじゅうのパンフレット撮影などをしていたのでちょっと休みたいなという気持ちもあったけれど、天気が良さそうなのでやはり出かけてしまった。それも結構遠くに。

宮崎県日南市の南部「道の駅なんごう」周辺には世界三大花木の一つであるジャカランダが千本近く群生する森があり、紫色の花々が満開を迎えているという。一昨年も撮影していたのだが、もっといいのが撮れそうなのでモヤモヤしていたのだ。

 福岡から5時間ほどかかるので、前日から行ってもよかったんだけど、前日の夜までは行くつもりはなかったのだ。今日の朝、なぜか早く目が覚めて、窓から見える空がとてもきれいで、裏のビルの壁が朝焼けに赤く輝いていたのだ。それを眺めていると、よし行こう、と思ったのだ。きっかけというのは結構些細な出来事だったりする。まあ朝焼けに輝く建物というのは些細ではないかな。

 そして6時半頃出発。到着はお昼前の予定。ここの撮影時間は一昨年の経験からお昼すぎくらいが一番キレイなのだ。海が朝より青くなる。

 先週白丹でサワさんに教えてもらった「CODAあいのうた」という映画のサントラを聴きながら向かった。映画はまだ見てないけれど、とてもいい音楽、バディホリーのカバーもあるなあ。

 緑川パーキングに立ち寄ると ヒライのシャッターが開いてちょうど開店。8時だ。きつねそばを朝食に食べ、再び出発。霧島パーキングあたりでしばらく寝てから宮崎へ。

そして南郷町に到着したのは11時半。予定通りだ。ジャカランダはとてもきれいに咲いている。早速撮影を開始し、1時間ほどウロウロ。撮影場所を決めて、いい雲が来るのを待った。なかなかいいのが撮れたかな。



そしてお昼ご飯を食べようと駐車場へ。小さな道の駅だし平日だし、しかもこんな田舎にある道の駅だからそんなに混まないだろうと思っていたら、お昼すぎには駐車場満車、レストランは行列になっていた。何とかブリの漬け丼を食べて、それから静かに外のベンチでマンゴーソフト食べようと楽しみにしてたんだけど、どこも空いてなくてあきらめた。まあいい撮影ができたから満足なんだけど。

夜は飫肥の宿。テラスが気持ちよくて虫の声を聴きながらこれを書いている。



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