連載中のコラム「シャッター音を傍らに」はscene24 です。
もう24回目になるのか。結構書いてきたなあと。
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数年前までは自分の作品撮影、および自分自身の写真集制作のために巡っていたけれど、今ははっきり言って西鉄カレンダー撮影のために巡っている。ノルマがあるのでいろいろと大変なことはあるけれど、やはり撮れた時の感激は、今までの作品撮影の時の感覚と違って大きいように思う。はっきり言って作品撮影の時は晴れても雨でも撮れていたし、どうしても撮れなくても次の機会に撮れればいいやと、かなり気楽だった。しかし仕事での撮影となるとそういうわけにはいかず、かなり気合入れて天候を考慮して下見したりしながら撮影に行く。なので思った以上のものが撮影できればとてもうれしい。
このコラムで掲載している写真はその合間のいわば息抜き的な撮影のもので、それがこのコラムには合っているんだろうと思う。
もちろんカレンダーに採用されなかったものも含めていずれ写真展ができればいいなあと思っている。カレンダー撮影の前任者である松尾さんは、カレンダーの写真で写真集も出版している。これも僕の目標のひとつかなと思っている。年々紙の媒体の写真集を制作するのは難しくなってきているので、こういう仕事の中で制作できればなあと。
写真はコラムでの書いている霧島の温泉宿の猫。
看板猫だろう。
僕が夜明け前に起きて階段を降りていたら、この猫が階段で寝ていてびっくりした。
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