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執筆者の写真川上 信也

カメラストラップ取付け金具カバーを

X-T4のストラップを付けるところには、取付金具といっしょにボディへの傷を防ぐための黒のカバーが付属していた。今までは自分でこれらを取り付けていたのだが、X-T4はもともと取り付けられた状態だったので驚いた。手間が減ったと喜ぶ方ももちろん多いだろうけれど、僕はこのカバーはあまり好きになれなかったので、取り外してしまった(結構な手間です)。

 この黒のカバーは何度か使用したことがあるけれど、使い方が荒いと(僕のことです)次第にくしゃくしゃに縮れてくる。その結果まるでゴミが付いているようにしか見えなくなってくるのだ。ちなみに付属のストラップもあまり好きではないので自分好みのものに。メーカーのストラップって無難なデザインと機能重視ということなんだろうけれど、それにしてもつまらないものが多いなあと。

 ストラップを取り付ける金具を外し、黒のカバーを外し、そしてそれに替わるカバーを自分でつくることにした。実はここに当初、ほかのストラップで使用していた明るい茶色のカバーを取り付けていたのだが、これは仕事中にずれ落ちてくることが判明した。なので穴を小さくして自作なのだ。

 ずいぶん前に革専門のお店で、はぎればかりを安く売っていたものを購入していたことを思い出し、これらのはぎれを使用。穴をあける専門の道具は持っていないので、はさみで何とか無理やりに。

 X-T4のストラップは草色のものを取り付けている。ボディはシルバーなので何色の革が似合うのだろうといろいろ試していたのだが、結局スタンダードな茶色に。それを適当な大きさにはさみで切り、穴を無理やりこじあけ、ストラップを通す細長い穴はカッターで何度も何度も切りながら地道な作業を繰り返していった。

 そして少々不格好なものが完成し、取り付けてみると、おお、結構いいじゃないかと。いつまでもつのか分からないけれどまあいいかなと。 

 


 そしてサブカメラとなるX-T2には赤色の革を使ってみた。


こうやってカメラに対する愛情は深まったゆく。


このカバーのことを何というのだろう。

カメラストラップ取付金具カバーでいいのか。

そのまんまだけど、これだけでずいぶんと印象は変わる。

 

 

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