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執筆者の写真川上 信也

お腹いっぱいの取材

福岡で唯一、屋台を製作修理している赤城さんの工場を編集者の方と訪ねた。空港の近くにある。赤城さんは昭和20年代生まれのおばあちゃんであるけれど、とても元気に話を続けてゆく。ただ気になるのは目の前に置かれた大量のきな粉のおはぎと器に山盛りの手羽先。このあと集会でもあるのかなと思ってたら、僕たち2人のために作ってくれたらしい。大好きだけどこんなにはさすがに食べられないので10個ほど持ち帰り。話をしながら自家製しそジュース、三ツ矢サイダー、コーヒー、奈良漬と続いた。何だか田舎のポツンと一軒家を訪ねたような感じでとても楽しい時間だった。お腹いっぱい。

2時間近くのお話のあとの撮影は15分ほどで終了。福岡の屋台の多くは赤城さん作でとにかく頑丈。次に注文された方にはかなり上等のヒノキ材を用意しているという。




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