CDを発売日に購入したのは久しぶりだ。アマゾンで今月のはじめに予約し、発売日に届けられた。ニュースで見て知ったジョン・ウィリアムズの「ライヴ・イン・ウィーン」というアルバム。ジョン・ウィリアムズがなんとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮をとって演奏されたもの。今年の1月に録音されたというから、大変な事になる直前という事になる。
ジョン・ウィリアムズといえば僕はなんといっても「E.T」だ。小学生のころ、一人で松山市内中心部にある映画館に見に行った。どうして一人だってのか覚えていないけれど、結構一人での行動が多かった小学生の僕だった(今もかも)。そしてものすごく感動したのを覚えている。いや感激かな。帰りにこづかいでパンフレットだけてなく文庫本まで買ったのだ。
そして音楽。小学生なりにこのテーマ曲がとても印象的で、しばらく頭を巡っていたことを思い出す。特にエリオット少年たちがETを助けて警察から逃げ、追い詰められそうになったとき空に飛び立つシーン。そのとき観客から拍手が沸き上がったのだ。僕は恥ずかしくて拍手なんててきなかったけど、あのシーンは観客の拍手、そして音楽とともに、今でもありありと感激を伴って思い出すことができる。
このCDに収められているのは、E.Tからは「地上の冒険」というタイトルの曲。まさにあのシーンから最後の別れまでに流れていた音楽。当時はレコードなんて買えなかったから、ラジオで録音したものを繰り返し聞いていた。そしてまさにその音楽が「地上の冒険」だった。
やはり観客の拍手とともに思い出す。
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