久しぶりの大阪だった。3年ぶりくらいだろうか。みずほに乗るのも新鮮で、しばらくじっと車窓を眺めていた。
撮影は大阪と兵庫で胡麻の工場と畑の撮影。以前九州を一緒に巡ったチョコレートブランド、ラヴァンスの方々と久々の再会し、今回もとても楽しい雰囲気で巡っていった。移動の多い1日だったけれど、何とか雨も降らずに無事終了。ここのチョコレートはおそらく僕が食べたチョコレートの中で一番美味しいと思う。前回はくるみやかぼすがチョコレートに使われていて絶妙のハーモニーを生み出していたけれど、今回の胡麻もとても楽しみだ。
せっかく大阪にやってきたので富士フイルムサービスステーションでカメラのメンテナンスをしていただいた。福岡サービスステーションがなくなってメンテナンスも久しぶり。レンズのズーミングゴム、カメラのアイキャップも交換し、スッキリ新品の気持ち。担当の方は僕の事を知ってくれていて、話も弾んだのだった。そして僕に富士フイルムのカメラを紹介してくれた山下さんとも再会。あの頃はX-T1だったなあ。写真集「九州色彩を巡る旅」を出版した頃だ。このカメラとの出会いが僕の写真表現をずいぶんいい方向に向かわせてくれたと思っている。
今は取材はX-T4、西鉄カレンダーなどの風景はGFX50sを愛用しているけれど、あのX-T1との出会いはやはり忘れられない出来事だった。
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