10月始まりのスケジュール帳というのはあまりしっくり来ないんだけど(1年の始まりという実感がないし)、とりあえずこの時季に毎年スケジュール帳を新たにする。今までいろんな色にしてきたけれど、やはり自然とよくなかった年の色は遠ざかってくる。今年は明るい黄色にした。お店でほぼ迷うことなくこれにした。メキシコのルイス・バラガン邸の入り口をイメージさせるちょっと淡めの黄色。そしてそこに先日友人がスペインのピカソ美術館で買ってきてくれたポストカードを挟んだ。ゲルニカだ。芸術が大きな力を持っていることを証明した1枚。現地の風まで感じるようでうれしいプレゼントだった。
裏面には京都で見た写真家ウィリー・ロニスのモノクロ写真のポストカード。
ゲルニカと共に僕にとってはお守りのような感じでいつもカメラリュックに収まっている。