もうずいぶん前からお世話になっているブックスキューブリック。
写真展やトークショーなど、本を出版するたびに様々なイベントを開催していただいて、僕にとってとても大きな存在となっている本屋さんだ。
今年の初め、店主の大井さんからとある仕事の紹介をしていただき、そのお礼といってはなんだけれど、ネットに掲載するお店の写真を撮る約束をしている。
ブックスキューブリックは雑誌の取材でも何度か撮影したことがあるけれど、本屋さんの写真って結構難しい。フリーペーパーの小さい記事のような単に空間を撮りましたというだけでは当然インパクトもないし雰囲気も伝わらない。ただ単に紹介となるとこういう写真になってしまいがちなのだ。
作品のつもりで撮影してみようと思って今日お店を訪れたわけだけれど、この空間で特徴的で目に付くのはやはりらせん階段だろうなと思う。この階段を生かしながらなんとかキューブリックらしさを出せないかといろいろとチャレンジしてみた。ずいぶん前のトークショーではこのらせん階段を使って集合写真を撮ったのだ。思い出の階段。