大雨の高速にて
- 川上 信也
- 2018年7月6日
- 読了時間: 2分
仕事で熊本へ。
高速は高速は途中で大雨となり、前方の車の確認が難しいほどだった。
去年は同じ日に朝倉にいたので、その日のことを思い出した。
去年の朝倉市、僕と編集者のサワさんは吉井町での撮影を終え、朝倉市でお昼を食べる場所を探していたのだ。今となっては信じられないけれど、特に警報は出ていなかった。
そこで知り合いの東峰村にあるカフェに行こうということになった。大行司駅にあるカフェ「匙加減」だ。そして東峰村へと行く途中、道路わきの用水路が溢れているのを見て、これはもしかするとやばいんじゃないかなあと引き返したのだった。
そしてアップルパイで有名な朝倉のお店でパスタを食べ、三連水車の里に立ち寄り、帰路についたわけだけれど、それが午後2時過ぎ。そこであまりの大雨でコンビニで立ち往生。2時間ほどして思い切って水に浸かった道路を運転して帰ったのだった。
帰ってからこの日の重大さを知ることとなり、行こうとしていた大行司駅のカフェは崖崩れで押しつぶされ、アップルパイの店は浸水で通行不能となり、三連水車の里には流木が大量に押し寄せていた。大行司駅の方にお電話すると無事で安心したけれど、来なくて本当によかったといわれた。あのまま僕たち東峰村に行っていたら間違いなく帰ってこれなかったのだ。
僕はこの日以来、災害はいつもそばにあるように思うようになった。
熊本へと向かう大雨の高速道路でそんなことを思い出していた。
近所の室見川、遊歩道が見えなくなっているとのこと。



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