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川上 信也

白丹日記


くじゅうの白丹での時間も次第に多くなりつつあるので、日記的に書いていこうと思う。かつて法華院で書いていたように。

先月から元郵便局の建物の改修を自分たちでやっているんだけど、今月から内装に着手。

そんなに大がかりなことは資金的にもできないので、できることからとりあえずやっている。まず壁塗り。

先日取材に訪れた平戸の工房の方が同じように古い建物を改修されていて、その方から壁の塗料の話をいろいろ聞いていたのだ。その方の話によると、内装の壁の塗料はターナーのJカラーというのが有害物質が少なくて塗りやすく、色も豊富だと教わった。なのでさっそく取り寄せ、壁に塗る白のJカラーの4リットル缶を購入したのだった。

そしてローラーを使い、二日間で壁を塗った。結構塗りやすくムラも出にくい。いやな臭いもほとんどなし。なかなかいい白壁になったなあと思っている。

昨日からは窓枠を薄い青に塗ったり、床を磨いたり、最終的な段階に。

物置に埃まみれになっていた机を取り出し、サンダーをかけて甦らせた。おそらく昔の白丹小学校で使っていたであろう机と椅子も発見し、それも磨いて再生。

そして試験的に写真を配置してみて、雰囲気を確認。うーんなかなかいいんじゃないかなあ。

奥に2枚ほど木枠の窓枠を使った額が写ってますが、これはかつて法華院温泉で使われていた窓枠。僕が持って帰って保管していたのだ。何度か僕の写真展でも使ってきたけれど、やっとくじゅうで活用の時がきたなあ。里帰りといったところかな。

今月の28日にある「白丹ふれあいまつり」でこの場所をお披露目すると同時に、ここの元郵便局長さんだった丸山武さんが撮影していた昭和30年代頃のこの付近の写真の数々を展示する予定です。ものすごくいい写真が多く、眠らせておくのはもったいないということで僕が勝手に企画しました。公民館でも数枚展示予定。お楽しみに。

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